『ページをどんどんめくられて、落ち着いて読み聞かせできない…』
『絵本に興味をもたせるには、どうすればいいの?』
という悩みに、3年間で1万回読み聞かせしてきた経験からお答えします!
結論からいえば、子供が絵本を読まない理由は、
- 読まない原因が分かってない
- 絵本に興味をもつ工夫
をしてないからです。

とくに1〜2歳ごろは、どんどん活発に動き回る時期。
『どうせ読まないし…』と放っておけば、どんどん絵本から離れてしまい、絵本を読まない子になってしまいます…。
かといって無理に読み聞かせようとすれば、あなたのストレスになってしまいますよね…。
ここでは、
- 読み聞かせに興味のない子の原因
- 絵本嫌い対処法
について紹介します^^
せっかく読み聞かせをしても、子供がぜんぜん集中してくれない…なんて悲しい時間はこれで終わりにしましょう^^
1歳2歳児の絵本に興味がない!読み聞かせを聞かない4つの原因
『子供が読み聞かせに興味をしめしてくれない!』
『絵本を読まない!』
のは、
①他の遊びがしたい
②選んだ絵本に興味がない
③機嫌が悪い
④絵本に慣れてない
の4つに原因がある可能性があります。
絵本を読まない原因①他の遊びがしたい
大人だって集中しているときに話しかけられたら、嫌な気持ちになりますよね。
それは子供も同じ。
とくに1人遊びなどで集中したり、自分の世界ができあがっているときは、そっとしておきましょう。

わたしも娘が『かまってモード』になったら膝の上にのせ、読み聞かせをしています♪
絵本タイムを始めるときは、子供が遊びが終わるタイミングにしてみましょう♪
絵本を読まない原因②選んだ絵本に興味がない
絵本の対象年齢は、あくまで目安。
とうぜん『2歳になったらこの本!』という決まりなんてありません。
だから簡単な絵本でも、子供が気に入っているなら何度も読んであげればいいんです♪

わたしも物語の長短にかかわらず、本人が興味を示したら、対象年齢関係なく読むようにしています♪
どんな絵本に興味があるか分からないときは、ぜひ一緒に図書館に行って、自由に本を選ばぜてあげましょう♪
そしてとりあえず興味があるものを借りて、1日1分でもいいから読み聞かせをして反応を見てみましょう。

絵本を読まない原因③機嫌が悪い
お腹がすいた…。
眠い…。
など、子供の機嫌がよくない時間帯に絵本を読んでも集中できませんよね。

子供の気持ちに余裕がありそうなタイミングで、絵本を読んでみましょう♪
たとえばおやつが終わったら絵本タイムにするなど、時間帯を工夫してみるのもおすすめ♪
お腹が満たされると気持ちも落ち着くので、子供もゆっくり絵本を楽しめるようになりますから♪
絵本を読まない原因④絵本に慣れてない
1〜2歳の時期は、なんでも舐めたり口にいれる子も多いですよね。
そのため絵本も、手の届かないところに置きたくなると思います。
でも絵本は、ぜひ子供の手の届く場所へ置いてあげてほしいんです。
家で絵本が自由に触れる環境をつくってあげると、絵本に親しみやすくなります。
ぜひ子供を絵本好きにするためにも、絵本に自由に触れられる環境をつくってあげましょう♪

なお絵本が破られないか心配なときは、1ぺージが分厚い絵本を買ってあげるといいですよ♪
ページが分厚い絵本も一緒に紹介しておきますね♪
破れにくいおすすめ絵本5冊
絵本好きになってもらうには、まずは絵本に慣れてもらうこと♪

はりねずみ かあさん
おかあさんハリネズミが子供たちのために、リンゴを探しにいくお話です。
お母さんの姿がとっても可愛く、見つけたリンゴで色が覚えられる絵本です♪
ふあふあだあれ?
触って遊べる絵本です。
文も短く触りながら遊べるので、絵本に慣れれなくても楽しめる1冊ですよ♪
いろ 赤ちゃんの脳を育てるBABY TOUCH
こちらも触って遊べる絵本です。
紙質がページによって変わるので、指で触るだけでも十分楽しめます!
動物の名前や色も一緒に覚えられる、楽しい絵本になっていますよ♪
ごあいさつあそび
いろんな動物が『こんにちわ』するしかけ絵本です。

れいぞうこ
表紙が冷蔵庫になっている可愛い絵本です。
『たまごさーん』『ぎゅうにゅうさーん』と冷蔵庫の中から取り出していき、朝ごはんの準備をしていきます。

身近にある『食べ物』の絵本は、子供の興味も引きやすいんですよ♪
読み聞かせを聞かない1歳2歳児!5つの対処方法
わたしは娘が絵本に興味をもつように、
②主人公を子供の名前にする
③クイズや質問しながら読む
④テンポを変える
⑤聞かない日はやめる
と5つの方法を3年間繰り返しています♪

実際に効果がありましたので、詳しく紹介しますね♪
絵本好きにする方法①本屋や図書館に行く
娘が絵本に興味をもつように、我が家はよく本屋や図書館に通っています♪
大きな本屋や図書館に行くと、『読み聞かせができるスペース』がありますよね。
だから興味がありそうな絵本はその場で読み聞かせをして、娘の反応を見ています♪
反応が良かったり気に入ったものは、借りたり購入して繰り返し読むようにしているんです。

子供も自分で選んだ絵本なので、わたしが一方的に選んだ本より反応もいいんですよ(笑)
絵本好きにする方法②主人公を子供の名前にする
主人公の名前を『子供の名前』に変えて読み聞かせするのもおすすめです。
娘も知らない子の名前より、自分の名前の方が身近に感じるのか、反応も良い気がしてます♪
ほかにも初めて聞く言葉は、可能な限り『本物』を見せ、名前を覚えられるように工夫しています。

たとえば、『アボカド』を初めて絵本で知ったときは、アボカドを買ってきて絵本を見せながら『同じだね!』と遊ぶ…ような感じです♪
絵本好きにする方法③クイズや質問しながら読む
一方的に絵本を読むより、『あれ?うさぎはどこに隠れたの?』と質問しながら読むのもおすすめです♪
育児書の中には、『絵本を読むときは、物語だけを読んだほうがいい』と書いてあるものもありますよね。

でもうちの娘の場合、クイズや質問しながら絵本を読むスタイルにしたほうが、くいつきもいいし『モノの名前』も早く覚えられました♪
くわしい方法は下の記事にもまとめているので、合わせて参考になさってくださいね♪

育児書の方法にこだわらず、子供に合うスタイルで読んでいくのが、その子のベストですから!
絵本好きにする方法④テンポを変える
同じテンポで本を読むよりも、強弱をつけて読んであげると意外にキャッキャ喜んでくれます♪
ほかにもページをめくるときも強弱をつけると、面白がったりくいつきが良くなってくれます。
たとえば『ドアをあけたら』などの『しかけ絵本』は、ゆっくりページをめくると、次が気になって集中してくれたり、ゲラゲラ笑ってくれますよ♪
絵本好きにする方法⑤聞かない日はやめる
どうしても集中できない日は、『今はそんな気分じゃないのね…』と読み聞かせを止めるようにしています。

無理に読み聞かせをしようとすると、大人の方がイライラしてしまいますよね…。
イライラ状態で読み聞かせても、子供も聞く気はしないし読み聞かせが苦痛な時間になってしまいます。
だから聞かない日はやめて、『気分がのっているときに読み聞かせをする♪』くらいの気持ちで気楽にかまえていましょう!
下の記事で紹介しているように、絵本が嫌いになってしまったら、意味がありませんからね…。

絵本のページをめくりたがる!読み聞かせの途中で飽きた時の対処法
せっかく読み聞かせを始めても、子供にページをつぎつぎめくられたり、途中で飽きてしまうことも多いですよね。
そんなときの対処法も紹介しておきますね♪
絵本のページをめくりたがる時の対処法
読み聞かせをしてるのに、つぎつぎページをめくられると、しっかり内容も読めませんしイライラしますよね…。

実はわたしも最初はイライラしていたんです。
でもあるときから、子供がページをめくりたがっているときは、好きなだけめくらせるスタイルに変えました。

しばらく好きにさせておくと『ここ読んで〜』と言ってくることがあると気付いたので♪
しかも何度も読んでいる絵本の場合、子供はもう絵本の内容が分かっています。
だから、つぎつぎページをめくっている場合もあるんですよ。
もし子供がすぐページをめくったり、同じページを何度も読んで!というときは、時間の許す限り付き合って、飽きるのを待ってみましょう。
同じ絵本やページを何度も読まされる意外な理由【繰り返し読みの効果】で紹介しているように、同じページを読むことは
- 精神を安定させる
- 言葉を早く覚える
などもメリットもありますから♪

読み聞かせの途中であきた時の対処法
子供が絵本に集中しなくなったら、無理に読み聞かせをするのはやめましょう。

わたしも娘があきたら、無理せず止めるようにしています。
絵本の読み聞かせは、義務ではありませんよね。
勝手に大人が『読み聞かせしてあげよう!』と思って読んでいるだけ。
だからが飽きたときは、無理せずやめるようにしましょう。
とくに1〜2歳ごろは、絵本が最後まで読めるより、絵本に慣れることを優先する方が大切です!
すぐに飽きるときは、0歳や1歳向けの短い本やしかけ絵本読んでみましょう!
なおおすすめ絵本は、下の記事で紹介しているのでぜひ♪


1〜2歳児が絵本を読まない原因と対処法まとめ
1〜2歳頃は、いろんなものに興味が出てきたり自我も出てくる時期。
だから子供が絵本を読まなくても、気にしすぎる必要なんてないんですよ。

今は絵本より、他のことに夢中になっているだけかもしれませんから。
1人遊びや集中しているときは読み聞かせは待って、『かまって〜』ときたときに読み聞かせをするなど、タイミングも工夫してみましょう♪
1日1分でも絵本に触れる習慣をつけたり、自由に絵本に触れられる環境を用意してあげると、いつの間にか自分でもパラパラ絵本をめくって楽しむようになってきますから♪
興味の出る時期は、子供によってぜんぜん違います。
だから周りと比べたり本の対象年齢にとらわれず、子供が興味をもった本を一緒に見たり触って、楽しめる環境をつくってあげましょう!

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