安全に教えるにはどうすればいいの?
子供が料理に興味をもち始めたら、包丁の練習を始めるチャンスです!
この記事を読めば
- 早くから台所育児をさせるメリット
- 子供用の包丁の選び方
が分かります^^
『台所育児』という言葉があるように、小さいうちからお手伝いをさせることにはメリットが多いんですよ。
ステップを踏めば、安全に包丁が使えるようになります!

ぜひ参考になさってくださいね♪
幼児に包丁を使わせるタイミング?包丁デビューはいつから?
坂本廣子さんの『坂本廣子の台所育児』によると、『子供は1歳から包丁が持てる』と書かれています。
著書の中では、
『まだ言葉もろくにしゃべれない子供に刃物や火を扱わせるなんてトンデモと思われるでしょうが、子供の手は見事に器用なのです』
と紹介されています。
だから年齢に関係なく、その子が『やりたい!』という意志を見せたら、
包丁の練習をスタートさせていいんですよ^^
我が家の場合、2歳ごろに料理に興味をもったので、包丁を使わせることにしました。

でも包丁って危ないですよね…。
だからどうしても、小さいうちは子供から遠ざけてしまいます。
でも子供は本物をもとめているし、チャンスがあればなんでも挑戦したがります!
それに子供のすることに『まだ早すぎる!』と言うのは、実は大人の方が
- 『めんどうだな…』と感じている
- 口出しせず見守ることができない
場合がほとんど…。

でも子供がやりたがっているなら、挑戦させるべき!
だって今がその子にとって、ベストな時期なんですから♪
それに子供がやる気になっているときなら、注意点もよく聞いてくれます。
その結果、思ったよりじょうずに包丁をつかってくれるんですよ。

さらに、子供に合った道具をそろえてあげると、包丁も安全につかえうようになりますよ♪
セリアやダイソーなど100均包丁はおすすめしない理由
包丁デビューをさせるにあたって、わたしは
- 踏み台
- 子供用の包丁
を準備しました。

ちなみに踏み台は、自宅にあった1人用の机をつかっています♪
ちょうど高さもピッタリで、子供1人でも運べるため、踏み台にちょうど良かったんです♪

ただ幅が広すぎて、わたしの作業スペースが狭くなるのが難点ですが…(汗)
もしお家にちょうどいい踏み台がないときは、イケアの踏み台が人気ですよ♪
高さも幅もあるので安定感もバツグンですし、最大荷重は150kg!

なので、大人の踏み台としてもつかえるんです♪
さらに『滑り止め』もついているので、キッチンでもつかいやすいですよ♪
子供用の包丁の選び方
実は子供用の包丁って、思ったより種類がたくさんあるんです。
でも大きく分けると、
- 切れる包丁
- 切れない包丁
があります。

2つを比べると、『切れない包丁の方が安全なのでは?』と思ってしまいますよね。
だからわたしも最初は、100均の小さな包丁をもたせていたんです。
でも『切れない包丁』だったせいか、サクッと野菜が切れません。
そのため娘は、なんども包丁で野菜を叩いたり、刃先の上から両手で押さえつけようとして、逆に危なかったんですよね…(汗)
だから子供用でも、『切れる包丁』を選んだほうが逆に安全です。
もちろん最初は『大丈夫かな…』と心配でした。
でも『切れる包丁』といっても、子供用なので刃先も丸くなっています!
だから大人用より安全だし、娘もストレスなく野菜が切れて楽しそうでしたよ♪
子供に包丁を使わせるときの3つの注意点
子供が料理をしたがっているとはいえ、いきなり挑戦させるのは不安ですよね…。

安全にも注意しないといけません。
そこで包丁を使う前に、
②ねこの手で押さえる
③慣れるまでは何度も一緒に練習する
の3つを意識しました。
包丁を使う時の注意点①刃物だから危ない
子供用と言っても、大人の包丁と同じようによく切れます。
そのため、何度も『ゆっくり切ってね』『手を切るからね』と言い聞かせました。

子供って夢中になると、ままごとで遊ぶときのように包丁を使いはじめますから…。
包丁を使う時の注意点②ねこの手で押さえる
食材が固定されてないと、ケガをする原因になります!
そのため『ねこの手で押さえてね!』は、身につくまで何度も言いました。

集中していると、『パーの手』で野菜をもっていましたから…(汗)
包丁を使う時の注意点③慣れるまでは何度も一緒に練習する
包丁の使いかたに慣れるまでは、手を一緒にもって何度も練習しました。
最初は半分にした『キュウリ』や『お豆腐』で練習しました。
そして『自分でする!』と言ったら、1人で切らせるようにしていましたよ。

少々危なくても、大きさが不ぞろいでも最後まで口出しせずやらせましたよ^^
台所育児は疲れる…でもメリットもある!
一緒に料理をする『台所育児』を約1年続けていますが、正直大変です。
つい手や口を出したくなります。
でも危なくなるまでは、我慢して見守らならくてはいけません。
時間もかかるし、料理のあとは床が水浸しになるのは当たり前。
野菜のカスも、床じゅうに散乱しています。

正直、『潔癖症』の人には耐えられないと思います…。
それに子供が自分から『やりたい!』と言ったのに、途中で飽きてしまうこともあるし、
作ったおかずをつまみ食いするだけのときだってあります…。

こう考えると、台所育児の成功は、親がどれだけ我慢して見守られるかにかかっているな…と感じています。
でも子供が切ったキュウリをサラダにして、『美味しいね〜』と家族で食べれば、嬉しそうな顔をするし大きな成功体験になります♪
それに、褒められたりやり遂げて気持ちよかった!という体験を積み重ねていくと、
『自分はどんなことでもできる!チャレンジって楽しい』というセルフイメージができるようになります♪

さらに家族や周りから『美味しかったよ』『上手に切れたね』という言葉によっても、いいセルフイメージができあがってくるんです!
小さいときほど素直にお手伝いしてくれる
子供は、小さいときほど素直にお手伝いしてくれます!
『一緒にごはんをつくろう!』というと、進んで踏み台を持ってきたりしますよね。

娘もエプロンをしてあげると、すごく嬉しそうにやる気マンマンになっています(笑)
だから小さい時期のやる気をうまく伸ばしてあげるのが、大人の役割なのかなと感じています。

イライラすることもありますけどね…(笑)
子供の包丁練習はいつから始める?まとめ
2歳や3歳ごろになると、大人のマネをしたがって『やらせて!やらせて!』と手を出したがります。
『危ないかな…』という心配もありますが、子供が興味をもったら、もう練習してもいい時期!
それに大人の都合でチャンスを逃してしまうのは、とてももったいないことですよね。
指を切りそうでヒヤヒヤしますが、きちんと準備をして注意点を説明したあとは、できるだけ口出しせず、見守っていいきましょう!
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包丁と一緒に、ハサミの使い方も一緒にぜひ♪

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