
結論から言えば、この『給料制』システム、
やってみてほんと良かったです!!
その理由は、4歳なりに
- お金の仕組み
- お金の価値
など、お金について考える良いキッカケになったからです^^
我が家では、
と決めて『お給料』を渡し、お小遣い表に記入していくスタイルをとっています^^

『表』にすることで、どのくらいお金が貯まっているか分かり、
モチベーションアップになっています^^
なにより、進んでお手伝いするようになったので、『求償制』を導入して正解でした^^
ここでは、我が家が実践している
- 『給料制』の始め方
- お小遣い表の作り方
を紹介しています^^
お手伝いをしたらお小遣いを渡す『給料制』を考えているなら、ぜひ参考になさってくださいね^^

『お金の教育』は、4歳や5歳など早いうちの方が
ぜったいに良いですから^^
お手伝いをしたらお小遣いを渡す!その前に決める6つのこと
『給料制』を始めるにあたって、我が家では娘と次のことを決めました^^
しっかり契約する
『給料制』を導入するにあたり、まず娘としっかり契約を交わすことに^^
仕事の契約をするかのように、2人で向かい合って座り
このお金を貯めて、欲しいって言ってた指輪を買ってみようか。どうかな?』
と説明しました。

契約するときは軽いノリで話さず、しっかり目を見て話しました。
すると『いいよ〜!!』と、やる気いっぱいの返事^^
4歳なりに
- 『指輪を買う』という明確な目標
- 特別な存在の『お金』をもらえること
が分かったようで、快諾でした!
お手伝いの金額を決める
お手伝いの金額は、1回5円と決めました。

5円にした理由は、欲しがっていた指輪の値段が
150円だったからです。
1日1回お手伝いをすれば、1ヶ月で目標額の150円を稼ぐことができますよね。
また1日2回お手伝いすれば約2週間で達成できるので、
成功体験を経験するには、ちょうど良い額だと判断しました。

ただ、5円を大量に用意するのは大変なので、画用紙で5円玉をつくってそれを貯めてもらってます^^
目標の金額がたまったら、本物のお金の両替する…というシステムにしています^^
お手伝いの内容を決める

お手伝いの内容は、一緒に決めました^^
『やって欲しい仕事をそのつど頼む…』という方法も考えましたが、
- やらされている感ではなく、主体的に動ける子になってほしい!
- 『決めたことを最後までやる!』という責任感を感じてほしい!
という気持ちから、お手伝いの内容は一緒に決めることに^^
ちなみに、お手伝いの内容は、
・洗濯物を干す
・洗濯物をたたむ
・食器をさげる
・お箸の準備
・布団をひく
に決めました。

このどれか1つでもやってくれたら、
1回5円を支払う…という仕組みです^^
なお、お手伝いの項目は、
- 年齢
- 能力
- 生活リズム
によって変わりますが、一つの目安としては、
とすると分かりやすいですよ^^

4歳なら、4分以内で終わるお手伝い…
という具合です^^
さらにお手伝いの内容は、
という基準で決めることに。
なので、我が家では
- おもちゃを片付ける
- 幼稚園の服をしまう
など、自分のことは、お手伝いとしてカウントしないことも説明しました^^

なお、お手伝い項目の決め方は、
こちら↓でも紹介しているのでぜひ♪

お手伝い表をつくる
お手伝いの内容が決まったので、『お手伝い表』も一緒につくることに^^
ちなみに我が家の場合、娘がまだ字を書けないので
『お手伝いをした数』がひと目で分かる『表』をつくりました^^

お手伝いをして5円受け取ったら、表に『○』を書いていくシステムです^^
『○』が30個たまったら目標金額になるよ!と教えているので、
すすんでお手伝いをして『○』の数を稼いでいます^^
給料を渡す時は感謝を伝える
わたしは娘に
『お金=労働の対価』
というイメージを持ってほしくない!と思っています。

それはなぜか。
『お金=労働の対価』になってしまうと、お金を稼ぐことが
- 嫌なこと
- 苦しいこと
と、イコールになる恐れがあるからです。
お金って、本来『感謝の対価』ですよね。
自分が働くことで、誰かを
- 幸せにする
- いい情報を与える
- 健康にする
- 心が豊かにする
などプラスの力を提供し、その対価としてお金を受けとっています。
だからお給料を渡すときは、娘の目をみて
『○○してくれてママ助かりました♪ありがとうございました』
と言って手渡すようにしています^^
自発的に動けたらボーナスあり
同じお手伝いでも、自分から動けたらプラス5円のボーナスをあげることにしています。
その理由は
- ご飯の準備が始まったら、お箸を持っていく
- パパの食べ終わったお茶碗を流し台にもっていく
など、
『○○したら助かるかも!』
『つぎは○○する順番だ!』
と周りの状況から判断し、自分がどう動けばいいか考えた!ということを評価したかったからです。

先を見て行動できる力って、
仕事や生きるうえで、とても大切ですよね!
だから自分から動けた場合は、報酬をプラスするようにしています^^
お手伝いでお小遣いを貯めるメリット
子供にお金を渡すと、
『無駄遣いしたらどうしよう…』
という心配もありますよね。
でも『給料制』の良いところは、もし使ってしまっても、
お手伝いをしなければ、お金を稼げないことにあります。
お小遣い制のように、決められた日になったら無条件でお金が手に入るシステムでは、
- お金の使い方を考える
- 本当に欲しいものか考える
チャンスがなくなってしまいます。

これじゃ、お金の勉強はできませんよね…。
話はそれますが、わたしの友人に、
『子供がほしがったら、お小遣いを渡す』システムで、子育てしていた子がいたんです。
その結果、友人の子は、
『お金は、どこからか勝手に湧いてくるもの!』
と思うようになりました。

お金を稼ぐ経験をしてないと、こんな勘違いをしてしまうんです(汗)
でも、給料制にして『お小遣い表』をつけておけば、
- お金を貯めるには時間がかかる
- 目標金額までお金を貯めるには、他の誘惑を我慢する必要がある
- 買ったものを大切にする
など、お金の管理がうまくなります^^
もちろん子供ですから、親から見たら『ソレ、無駄遣いじゃない!?』というお金の使い方もすると思います。

でもお金は使ってみないと、無駄遣いがどういうものかも分かりません。
だから、わたしは
- お金の仕組み
- お金の管理方法
は娘に繰り返し教えていますが、何に使うかは基本的に本人に任せることにしています^^

なにより、自分で一生懸命貯めたお金ですから、4歳なりに慎重につかっている気がします^^
お小遣いか給料制かで子供の意識も変わる

『給料制』にしてから、娘の『お手伝いへの意識』も変わった気がします。
給料制にする前は、『洗濯物干すの手伝って〜』と言っても『ヤダー!』と言われることも多かったのですが、
給料制にしてから『洗濯物干すお仕事して〜』というと『分かった〜!』と率先してやるようになりました^^
洗濯物を干すお手伝いでも、娘なりに『仕事』としてやっているので、
前より丁寧にハンガーにかけられるようになっています^^
お金をもらえることももちろんですが、『仕事』と言うと、
4歳なりに『誰かの役に立っている!』という自覚もあるようです。

でも、まだ4歳。
お手伝いを嫌がるときもあります。
嫌がったときは、
- 他の仕事を提案する
- 時間をおいて、もう一度お願いする
など、気分がのったら手伝ってもらうよう様子をみています^^

無理をさせて、お手伝い自体が嫌になっては意味がありませんからね。
まぁ今は、『指輪を買う』という明確な目標があるので、
少し休めばまたお手伝いできています^^
なお、お手伝いを嫌がるときは、こちらに対策をまとめていますのでぜひ^^

お小遣いは給料制の方がおすすめな理由
我が家がお小遣いでなく給料制にした理由は、海外のお小遣い事情を知ったからです。
たとえばアメリカには、
『お小遣いは労働の対価として受け取るべき』
という考え方が根底にあります。
だから
- レモネードを売ってお金を得る
- よその家の犬の散歩や芝刈りをして報酬を得る
- お手伝いをして報酬をもらう
ことも珍しくありません。

アルバイトのように自分でお金を稼ぐことで、経済のしくみやお金の仕組みを学んでいるんです。
またイギリスには、『ノージョブ・ノーマネー』という考えが基本にあります。
だから子供たちも
- 部屋の掃除
- 洗濯
- ベッドメイキング
をした対価で報酬をもらっているんです。
ちなみにお金の使いみちは、おもちゃやお菓子が多いみたいです。

これは世界共通ですね!
日本のお小遣いのように、無条件で毎回お金を渡していると
- お金の価値
- お金の仕組み
- お金の流れ
を考える機会がありません。
でも海外のように、ただお小遣いを渡すのではなく『給料制』にすれば、
お金に対して考えるキッカケになります。

だから我が家も、海外の考え方に共感をし、お給料制を導入することに^^
とはいえ、まだ4歳。
お給料制の意味を、完璧には理解していません。
でもお手伝いをして
- 『ありがとう!助かったよ!』とい受け取る5円
- お小遣い表に『○』を書き込む瞬間
は、とても嬉しそうです^^
お手伝いをしてお小遣いを渡す・表を作るメリットまとめ
お金の教育に、『給料制』を取り入れるのはおすすめです。
無条件で与えられるお小遣いより、家族の役に立って得られたお金の方が、
子供なりに重みがあるようで、
- 使い方
- 1番ほしいものは何か
を考えられるようになります^^
お手伝いをしたときは、お小遣いを渡すと同時にお小遣い表もつくってみてください^^
ゴールを明確にしてあげるとモチベーション高く、お金を稼ぐことを楽しんでくれますよ♪
▼お小遣いの渡し方、どのタイミングであげたらいい?と迷ったら、こちらが参考になります▼

▼お金の教育には、絵本もおすすめです!▼

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