子どもの金銭感覚を育てるなら、幼稚園や小学生から『お小遣い制』を導入しましょう!

でもお小遣いを渡すだけでは、『お金のしつけ』としては不十分…!
金銭感覚を養うには、お小遣いの中から貯金する習慣を身につけることが、
大切なんですよ^^
『お金のしつけ』をするなら
- お小遣い制
- 貯金
をセットで教えるのが鉄則!

でも子どもって、なかなか言うこと聞いてくれませんよね…。
安心してください^^
4歳や5歳からできる、飽きずにお小遣いを貯金するコツを紹介しますね^^
【子供のお金のしつけ】貯金の習慣は家で教えよう
お金の勉強は学校では教えてくれません。
もちろん、大人になれば勝手にできるものでもありませんよね。

だから『お金のしつけ』は、家庭でおこなう必要があるんですよ。
『お金のしつけ』で大切なことは、
- 貯金の意味や方法を教える
- 貯まったお金をつかわせてみる
こと。
もちろん親が『子どものために…』と、
勝手にお年玉や臨時収入を貯金するのは、『お金のしつけ』からすると意味がありません。
なぜなら、
- 管理者は親なので、子どもは『自分のお金!』という意識がない
- どのくらい貯まっているか分からない
ので、お金に対して興味を持ちにくくなってしまうからです。

だから貯金は、子ども主体で経験させることが大切なんですよ^^
しかも小さい子の場合、貯める期間が長くなると貯金に飽きてしまいます。
だからある程度貯まったら、欲しいものを買わせてみてほしいんです^^
一生懸命貯めたお金で欲しいものを買う経験は、ワクワクのドッキドキ!
感情が揺さぶられます!!

感情が動くと『お金』に対して、
もっと興味を持つようになるんですよ^^
『貯金しなさい!』といくら言葉で言っても、なかなかうまくいきません。
だからこそ、貯金した先にある『ワクワクする未来』を早めに体験させてほしいんです。
ワクワクを経験するほど、貯金に前向きに取り組めるようになりますから^^
【子供のお金のしつけ】貯金の意味や目的・メリットを教えよう
貯金は、子どもの生活を充実させるための手段!

だから『お金を貯めること』だけを教えても苦痛だし、
長続きしないんです…。
貯金のメリットやワクワク感がイメージできるよう、次のことをやってみましょう^^
貯金の目的を明確にする
『貯金』を習慣化させるためにも、
『何のための貯金をするのか』
を、説明しておくことが大切です^^

ただ漠然と『将来のため』と説明しても、
子どもはチンプンカンプン…!
でも、
『○○を買うぞ!』
『○○に行くぞ!』
など明確な目標があると、貯金にも熱がはいるし、モチベーション高く取り組めますよね^^
なお年長さんや1年生など小さい子には、『言葉』で説明するより、
どんな色にしようか?♪』
など、貯金することで手に入る未来をイメージさせてあげると、
前向きに貯金に取り組めるようになりますよ^^

途中で飽きてしまわないよう、
『目標』は何度も確認しあいましょう。
貯まったらつかう体験をさせる
子どもの貯金はずっと貯めておくのではなく、
欲しいものがあるときは、引き出してつかうようにしましょう。

とくに小さい子の場合は、貯金期間は短くしたほうがいいです!
忘れた頃や飽きたころに使わせては、お金を使う意欲も嬉しさも半減してしまいます。
だから最初は長期保管せず、ある程度たまったら、引き出してつかわせてみましょう!
『リカちゃんの服を買う!』と貯金をしていたのに、
つかう時期を失ったり買いそびれてしまえば、
ワクワク体験ができなくなり、貯金への意欲が下がってしまいますから…。
待つことを覚えさせる
貯金が習慣化すると、
- 商品を慎重に吟味できるようになる
- 無駄遣いしなくなる
- 欲しいものの優先順がつけられる
- 先の楽しみのために耐えることを学ぶ
など、金銭感覚が身に付きやすくなります。
貯金のメリットは、すぐにお金が取り出せないこと。
貯金箱から取り出すのも手間がかかるし、
金融機関に預けておけば、引き出すまでに時間がかかりますよね。
この『間』によって、本当に欲しいものか考えたり、
衝動買いを抑えることができるんですよ^^

テレビやCMって、子どもを誘惑したり、
飛びつきたくなるトラップばかり…。
自分の欲求をコントロールできないと、浪費家になってお金で苦労してしまいます。
だからこそ『貯金』を通して、子どもに『待つ』ことを教えましょう^^
目標を決めていれば他に目移りしにくいし、欲求もポジティブに我慢することができますから^^
【子供のお金のしつけ】お小遣いを貯金する具体的な方法
『貯金』といっても、お小遣いのあげ方によって方法も変わります。
必要なときにお小遣いを渡してる場合
貯金するためには、お小遣いの中でやりくりすることが大切です。
でも、必要なときにお小遣いを渡すシステムでは、貯金が難しいですよね。
100円のモノを買うために、100円もらっているんだから、とうぜんお金は余りません…。

このときの解決策は2つです!
1つは、貯金用のお金も一緒に渡すこと。
たとえば100円を要求してきたら、110円渡して、
『10円は貯金箱に入れるんだよ』
と、貯金できるように工夫します。

毎回貯金箱にお金を入れさせることで、貯金が習慣化するキッカケになります^^
貯金の楽しさを実感させるためにも、
最初は貯金分のお金も考慮しながら、渡してあげるといいですね!
もう1つは、『定額制』や『給料制』のお小遣い方法に切り替えること。
毎回お小遣いをあげる方法では、なかなか貯金できません。
だからタイミングを見て、お小遣いは『定額制』にすることをおすすめします^^

なお、お小遣いのあげ方については、
こちらで紹介しているのでぜひ^^

定額制のお小遣いの場合
定額制でお小遣いを渡している場合は、まとまったお金が渡されるので、貯金しやすくなります^^

最初に貯金分をとって、残りのお金でやりくりできるので、
お金の管理がうまくなります^^
さらに、
『○○を買うために2ヶ月間お金を貯めよう!』
など、計画的にお金をためることができるのもメリットです♪
お年玉など臨時収入
お年玉などの臨時収入は、貯金を学ばせるいいチャンス^^
でも毎月あるものではないので、臨時収入だけで貯金の練習をさせるのは難しいですね…。

だからまずは、
お小遣いの中で貯金できる環境を整えてあげましょう^^

【子供のお金のしつけ】貯金の預け先3つ
子どもの貯金の場合
- 貯金箱に貯める
- 親が預かる
- 金融機関に預ける
の3つの方法でお金を貯めることができます^^
貯金箱に貯める
貯金箱のメリットは
- 貯まった額を自分で管理しやすい
- 手元にあるのでモチベーションが上がる
- 引き出すのが預金より簡単
なこと^^
ただ、ずっと貯めておいても代わり映えしないので、ある程度貯まったら、
- 金融機関にあずける
- 欲しいものを買わせてみる
など、お金を動かす体験をさせましょう♪
親が預かる
自分でお金の管理ができない子は、親が預かってあげましょう^^

親が預かっておけば、失くしたり
間違ってつかう心配もありませんから^^
預かるときはぜひ、『いくら預けたか』をお小遣い帳などに記録させましょう^^

記録しておくことで、どのくらい増えたか分かるし、
貯金のモチベーションにもつながりますから^^
もちろん親も、預かったお金を封筒などに入れ
- 日付
- 金額
を書いて大切に保管しましょう^^

途中で勝手に使ってしまう…なんて絶対にダメですよ^^

金融機関に預ける
お金を自分で管理する意味では、金融機関にあずけるのも良い経験になります^^
自分の通帳がもらえるし、微々たるものですが利息がついて、お金が増える経験もできますから^^
それに『貯金しなさい!』というより、通帳を持たせるほうが、
貯金に興味も持つし、前向きに貯金するようになりますよ^^
通帳をつくったりATMをつかうという、
親に預けるのとはまったく違うワクワク感を、体験させてあげましょう^^
【子供のお金のしつけ】貯金が楽しくなる工夫

欲しいものを我慢してお金を貯めるって、子どもにとったら楽しくないですよね…。
そんなときは
- 貯める楽しさを教える
- 貯めたお金を使わせる
ことを意識して、モチベーションをあげるといいですよ^^
使う楽しさを経験させる
貯めるだけの貯金では、子どももつまらないし、お金の教育になりません。
子どもの貯金は、貯めることが目的ではなく、
ワクワクするモノや経験のために、一時的に貯めておくもの!

だから貯めたお金を使う楽しさを、どんどん経験させましょう!
- 欲しかったものを買う
- 誰かのプレゼントを買う
- 体験につかう
- 寄付する
など、貯金をつかう楽しさを経験することで、また貯める意欲も湧いてきます^^
これが分かると、何気なくお金をつかうことが減り、
誘惑を我慢できる子になるんですよ^^
長期保管は避ける
子どもの貯金は、あまり長い間保管し続けないことも大切です。
とくに小さい子の場合、預ける期間が長くなると、
興味がなくなったり、『貯金=つまらない』イメージになってしまいます。

だからある程度貯まったら、お金を使わせてみましょう^^
貯めたお金をまた手にする喜びって、すっごくワクワクしますよね!

この体験が、また貯金する意欲につながるんです^^
【子供のお金のしつけ】子供の貯金習慣まとめ
『お金のしつけ』をするなら、お小遣い制と一緒に貯金する習慣も教えましょう^^
でも子どもの貯金は、貯めるだけが目的ではありません。
頑張って貯めたお金を使わせることで、お金の管理ができるようになるんですよ^^
『お金のしつけ』は早い方が絶対にいいです!
本文で紹介した方法なら、年長さんや低学年の子でも始めやすいので、ぜひ取り入れてみてくださいね^^

▼子どもと一緒にお金の勉強をするなら、こちらの本がイラストも多く読みやすいですよ▼

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