子供の金銭感覚って、どうやったら身につくの?
子供の金銭感覚って、その子の性格にもよりますが、実は
- 親の金銭感覚
- 小さい頃からの習慣
の影響が大きいんです。

金銭感覚がズレたまま育ってしまえば、もとに戻すのは大変だし、
お金で苦労するのは目に見えてます!
お金の教育は、子育ての必須科目!
お金に苦労しない子に育てるためにも、
幼児期から金銭感覚を養う教育、始めませんか?^^
お金の教育!子供の金銭感覚は親に影響する
子供の金銭感覚に不安を感じたら、あなた自身の行動を振り返るチャンス^^
なぜなら子供は、毎日一緒にいる親の金銭感覚を受けやすいからです。

あなたも『自分の金銭感覚って親と似ているな…』と思ったこと、
ありませんか?
極端な話ですが、
道に落ちていたお金を『ラッキー!』と、自分の財布に入れてしまう親を見ていれば、
子供も、同じようにしてしまうでしょう(汗)
反対に『きちんと交番に届けよう!』とする姿を見せていれば、
子供もきっと、同じような行動をとるようになります^^
親がお金に対して誠実に向き合っているかどうかは、子供の金銭感覚につながります!

お金の教育って、学校ではおこなってくれませんよね。
だからこそ金銭感覚は、家庭で身につくものなんですよ^^
しかも家庭で身に付いた金銭感覚は、そのままその子の生活や行動に影響します。
その子が自ら
- お金について学ぶ
- お金で大きな失敗をする
- お金で大きな成功をする
などの経験がない限りです。

そう考えると、幼児期から『お金の教育』をするって、
すごく大事ですよね!
子供の金銭感覚を養うためにも、
- 親の行動
- 幼児期からの習慣
を見直してみましょう^^
【子供の金銭感覚を養う】お金の価値を教える
お金の価値や意味を教えるには、お金を使わせてみるのが一番です^^

とはいえ、持っているお金をジャンジャンつかえば、
それは無駄遣いになってしまいます。
浪費はダメ。
でも、ケチケチするのも良くない…。
バランスのとれたお金の使い方を考えることが、その子の金銭感覚を養っていきます^^

では、どうすればいいのでしょうか。
お金は基本的に、4つのステップで流していく!と教えてみましょう^^
お金の流れを教える
お金は
②お金を受け取る
③お金の使い方を考える
④お金を使う
と、4つのステップで流していく!と教えましょう^^
幼児期からこのステップを習慣化しておけば、
金銭感覚が変にズレず、大人になってもお金の管理ができるようになります^^
この中とくに大切なことは、③の『お金の使い方を考える』ことです!
もらったお金を、全部使ったり貯めてしまうのではなく、
- 使うお金
- 貯めるお金
に分けておくんだよ!と教えるんです^^
さらに、
- 今すぐ使うお金
- もう少し先につかうお金
- 当分つかわないお金
という具合に、お金を受け取ったら、
瓶や貯金箱に『用途別』仕分ける習慣を身につけさせるといいですよ^^

この仕分けができるかが、金銭感覚を養う分かれ道です!
もちろん子供は最初、お金を分ける意味が分からないと思います。

それでも何度も、お金を分ける理由を説明してみてください^^
お金を『用途別』で分ける習慣が身につけば、浪費したり、ケチケチすることもなく、
バランス良くお金がつかえる子になりますから^

お金の教育には、忍耐力が必要です…。
でも、これも子供のため^^

【子供の金銭感覚を養う】お金の使い道を考えられる子にする
金銭感覚を養うには、『お金の使い方を自分で考えられる子』にしなければいけません。
たとえばうちの娘、最近『プリンセスの指輪、買って!』と言ってくるんですよね…。

でもそれ、値段が150円するんですよ。
とうぜん娘は、自分で買うことができません。
そこで、自分でお金を貯めて買うことを提案しました^^
まず、いつまでに欲しいか一緒に考えました。
そして、いくら必要か一緒に確かめます。
それから、どのように貯めていくか考えるんです。

ちなみに我が家では、お小遣いではなく『給料制』にしてお金をわたしています。
1回のお手伝いで5円を渡しているので、1日1回お手伝いすれば1ヶ月で150円!

順調にいけば、来月には指輪が買えることを伝えました^^
そのうえで『もっと早く買いたかったら、お手伝いの回数を増やす方法もあるよ』と提案します。
すると指輪を買うための段取りを、自分なりに考えるようになるんです^^
そのあとは、目標を達成できるようにサポートします!

まだ4歳ですから、途中でお菓子や他のおもちゃに目移りすることもあります…。
でもその度に、最初に決めた『プリンセスの指輪を買う!』という目標を思い出させて、
他の誘惑にうち勝たせています(笑)

明確な目標があるので、ダダをこねることも少なくなってきましたよ^^

お金の管理ができると勉強もできる子になる
段取りを立てて目標から逆算していく方法って、実は勉強にも役立ちます。

お金の管理ができる子は、勉強もできるようになるんです^^
たとえば子供に、『将来ケーキ屋さんになる!』という夢があるとします。
すると、そのために必要な勉強はコレとコレ!と段取りや計画を立てることができますよね!
また、ケーキの材料を計ったり売上を計算するには、『算数ができないといけない!』と分かってきます。
その結果、苦手な算数にも前向きに取り組めるようになるんですよ^^

お金の管理は、数字の管理!
そう考えると幼児期から金銭感覚を養うことは、その子
- 考える力や努力する力を育てる!
- 数字に強くなる!
など、メリットばかりですよね^^
【子供の金銭感覚を養う】無駄遣いを経験させる
幼児期からお金の教育をしていないと、
- お金の稼ぎ方
- お金の使い方
- お金の増やし方
が身に付きません。

そのまま大人になってしまえば、お金で失敗するのは目に見えています!
とはいえ、あなた自身に
『子供にお金の話をするなんて、はしたない!』
という気持ちがあると、しっかり子供にお金の教育ができません。
だからこそまずは、『我が家ではお金の話はオープンにする!』と決めてしまいましょう^^
無駄遣いが経験になる理由
日本って、
『お金は無駄遣いしてはいけない!』
『なるべく貯金しなさい!』
などの価値観が、『美』とされる傾向がありますよね。

でも、そもそも無駄遣いってなんなのでしょうか?
たとえば、大人から見たら一見無駄遣いに思える『おもちゃ』。
でもそのおもちゃと遊ぶことで、子供のテンションが上がるなら、
それは、その子にとって『意味のあるお金の使い方』になります。
一方せっかく買ったのに、そのおもちゃでぜんぜん遊ばなかったとなれば、
それは無駄な買い物になります。
つまりその買い物が、無駄遣いになるかどうかは、
- 経験や知識を増やすものかどうか
- ソレを買うことで、自分の気持ちが上がるかどうか
によって決まります^^

その練習を、思いっきりできるのが子供時代です♪
子供時代からたくさんお金の失敗をさせることで、
あとあと、上手にお金を回せるようになるんですよ^^
子供のお金の使い方に、口を出したくなるときも多いですが、ここはグッと我慢!
大人になってお金で失敗させないためにも、幼児期から小さな失敗や経験をさせ、
そのつど何が悪かったのか、一緒に考えてみましょう^^
【子供の金銭感覚を養う】自分で作る喜びを教える
金銭感覚を養うには、『自分で何かを生み出す楽しさ』を経験させることも大切です。
たとえば、うちの娘。
急に『キッチンセットが欲しい!』と言いだしたんです。

でもそのキッチンセット、値段が8000円もするんです…。
だから買うのではなく、『一緒に作ってみよう!』と提案することに!

ダンボールで手作りした結果、数百円で仕上がりました♪
このように、自分でつくったり工夫することで『欲しかったものが手に入る!』と分かると、
- 欲しいものがあってもすぐ飛びつかない
- 他に手に入れる方法はないか調べる
- 手作りできないか考える
など、賢くお金をつかえるようになります^^

自分で生み出す楽しさを知ることも、金銭感覚を養ううえで大切だと感じています^^
子供の金銭感覚を養う方法まとめ
お金の勉強は、学校では教えてくれません。
子供の金銭感覚は主に、
- 親の影響
- 小さい頃からの習慣
によって決まります。
ズレた金銭感覚を身につけてしまうと、将来子供がお金で苦労するのは目に見えています^^;
だからこそ、
- お金の価値を教える
- お金を用途別で仕分ける
- あえて無駄遣いをさせる
- 工夫する楽しさを教える
など、できることから習慣化してみるといいですよ^^
なお、『お金にまつわる絵本』を読み聞かせることも、
お金とは何かイメージさせやすくなり、お金の教育が始めやすくなるのでおすすめです^^

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