なんでこの子、片付けできないの?!
すぐに散らかる汚い部屋を見ると、イライラしますよね…。
でも片付けの目的って、ただ部屋をキレイにするだけじゃないんです。
片付けの本当の目的は
- モノの管理が自分でできる子になる
- どこにしまえば使いやすいか、自分で考えられる子になる
意味があるんですよ^^
つまり『片付け力』がついた子は、自分でものごとを考えたり、選択できる子になる!ということ。
この記事を読めば
- 2〜3歳からできる片付け方法
- 怒らず『片付け力』をつける方法
が分かります!

子供に片付けを教えるにはコツがあります!
怒らずできる方法なので、ぜひ参考になさってくださいね♪
子供が片付けしない・できない3つの理由
子供がオモチャで遊ぶようになったら、片付けもセットで教えていきたいですよね。
でもそんな理想も虚しく、キレイにした部屋も数分でぐちゃぐちゃ…。
遊んだあともオモチャもそのまま出しっぱなし…。

2〜3歳になれば、もう大人の言葉も理解できる年齢なのに、なぜ片付けられないのでしょうか?
その理由は、
②片付け場所が決まってない
③モノが多すぎる
の大きく3つの原因が考えられます!
片付けられない原因①オモチャは遊ぶものだと思っている
オモチャは子供にとって遊ぶもの。
とうぜん『片付ける』という発想はありませんよね。
だから飽きたら出しっぱなしのまま、次のオモチャを探しに行くんです。
片付けられない原因②片付ける場所が決まってない
オモチャを片付ける場所、決めていますか?
片付け場所が明確になってないと、子供もどこにしまえばいいか分かりませんし、次のオモチャも見つかりません。

だから、散らかしてしまうんです。
オモチャは片付ける場所を決めたり、あとで紹介する写真や収納をつかって、位置を明確にしましょう^^
片付けられない原因③モノが多すぎる
目的のモノが見つからないと、子供ってすぐオモチャ箱をひっくり返しますよね…。
そもそもすぐ欲しいものが見つからない原因は、オモチャが見えないから。

つまりモノが多すぎるんです。
気づけば増えるオモチャですが、なかには要らなくなったモノもたくさんありますよね。
要らないものは次で紹介する方法で仕分けをし、量を減らしていきましょう!
怒らず子供が片付けできる!ボックスやシールで工夫しよう
児童館や支援センターや幼稚園など、たくさん子供が集まる場所を思い浮かべてみてください。
どこに何があるかすぐ分かるし、スッキリ部屋が片付けられていますよね!
実はここに、オモチャや遊具などの片付けヒントがあるんです。
片付けできる子にする方法①シールや写真で分類する
子供って、たとえ字が読めなくても『色』や『マーク』は認識することができます。
だから写真やシールをオモチャ箱や引き出しに貼って、どこにオモチャがあるか、ひと目で分かるよう工夫してみましょう♪
なお半透明の引き出しに写真や絵を貼れば、中身も見やすく目的のオモチャも探しやすくなりますよ♪

うちの子も児童館にいくと、きちんと元の場所にオモチャを返せていたんです。
だから家でも、子供が片付けやすいよう戻す場所を一緒に決めました♪
片付けできる子にする方法②片付けの箱にはフタをしない
3歳頃までは、片付けがすぐにできる『動線』になるような配置を意識しましょう!
そのため、オモチャ箱をつかうときは、
- フタがないもの
- フタが開いたままのもの
を用意するのがおすすめです♪

オモチャを入れるだけですぐしまえるため、簡単に片付けできるようになりますから♪
片付けできる子にする方法③増えすぎたおもちゃを分ける
オモチャが増えすぎると、整理してもどこに何があるか分からず、散らかる原因になります。
そんなときは箱を2つ用意し、子供に『いるもの』と『いらないもの』を分けてもらいましょう。
モノを分ける体験をすると、『このオモチャは好き』『まだ遊びたい』と、自分の思考や好みで判断する体験ができます。
すると子供も、『分ける意味』について少しずつ理解できるようになるんですよ♪

自分に必要かどうか、考える練習になりますよね♪
そして『いらない』と言ったものは、しばらくどこかに隠しておきましょう。

すぐに処分すると、あとで『やっぱりいる〜!』と泣かれることもあるので…(汗)
わたしの場合1ヶ月くらい保管したら、処分したり売ったりしてオモチャが増えすぎないようにしています。
片付けできる子にする方法④時間を決める
時間を決めて片付けるのもおすすめです。
まだ遊びたいのに『片付けなさい!』と言われたら、大人だっていい気はしませんよね。
そんなときは前もって、『18時になったら片付けしようね』と決めておきます。
時計が読めないときは、オモチャの時計で『同じ形になったらおしまいよ!』と促しましょう。
すると子供ながらに『そろそろ終わりかな…』と分かるようになるし、いきなり取りあげるより素直に言うことを聞きやすくなりますから♪

もちろん、いつもうまくいくとは限りませんが、繰り返すことで効果が出てきますよ!
片付けできる子にする方法⑤ゲームで片付けの練習をする
片付けするためには、『同じもの』や『同じ種類』のモノを分けたり、まとめなくてはいけませんよね。
実は『分ける』ことができないと、片付けができない子になってしまうんです。

そこでおすすめなのがゲームです!
子供がモノを分けたりグループにできるように、ゲームをしてみましょう♪
たとえば散らかった部屋の中から、『積み木だけ持ってきて〜』と声をかけてみましょう。
ほかにも、洗濯物をたたむときに「パパの洗濯物とママの洗濯物に分けてみようか!」と声をかけたり、「同じ靴下はどこにある?」と分けっこゲームをしていきます。

2歳や3歳でも、モノを見分けて選んでくるという素晴らしい能力を持っています♪
だから『分けっこゲーム』を繰り返していくと、同じ種類で分けられるようになるし、なぜ分けるのか考えられるようになるんですよ♪

こうなれば、片付けの大きな1歩が踏み出せています♪
子供に片付けさせる時や教える時の注意点
最後に、片付けするときや教えるときの注意点も紹介しておきますね♪
すぐ捨てない
2〜3歳の子供でも、自分のオモチャの種類は覚えています。
だから『もういらないよね…』と勝手に捨てると、『アンパンマンのお人形は?』と突然聞かれたりするんです…。
親子の信頼関係を壊さないためにも、子供に聞いてから捨てるようにしたり、『まだ遊ぶならしまっておいてね!』と声をかけるようにしましょう。
または、1ヶ月など期限を決めてから捨てるようにしましょう。
親が管理しすぎない
片付けの本当の目的は、
- どこにしまえば効率がいいのか
- どこにまとめておけば、使いやすくなるのか
ということを、自分で考えられる子にすることですよね。
とうぜん何も考えず、言われた場所に戻しているだけでは、その力はつきません。
それに指示待ち人間になってしまうと、この先1人部屋になったときや、将来1人暮らしをするようになったとき、自分で段取りを考えたり整理整頓ができなくなってしまいます。

これでは戻す習慣は身についても、本当の意味で片付けられる人にはなりませんよね…。
だから最初は親が片付けの方法を教えても、『これはこっち!』『あれはこっち!』と管理しすぎず、自分で考えさせるようにしましょう。
子供の散らかし癖の直し方や工夫まとめ
散らかし放題の2〜3歳児は、そもそも片付けの意味が分かっていません。
だからまずは、写真やシールなどをつかい、同じモノや種類でグループに分けることから練習してみましょう!
片付けの最終目的は、ただ部屋をキレイにするだけじゃありません。
- モノの管理が自分でできる子になる
- どこにしまえば使いやすいか、自分で考えられる子になる
目的があります。
2歳や3歳でも、いろんなものがある部屋の中から、自分のものと他のものを見分けて選んでくるという素晴らしい能力があります!
だから根気は必要ですが、しっかり教えれば『片付け力』をつけることができるんですよ♪

なお片付け本は、こちらが参考になりますよ♪
▼おもちゃの収納はこちら▼
コメント