子供に『洗濯物をたたんで!』『食器片付けて!』とお手伝いを頼んでも、
- 嫌がる
- すぐ飽きる
- 適当にする
など、なかなか言うことを聞いてくれないこと、ありますよね。

言うことを聞いてくれないとイライラするし
お願いすること自体、面倒くさくなりますよね!
うちの娘も、お手伝いをぜんぜんしない子。
さらに最近『あれ買って!』『コレ買って!』とおねだりがひどい状態で困っていました。
そこで我が家では、お手伝いをしたらお小遣いをあげる『給料制』を導入することに!
要は、
『お手伝い』と『お金の教育』を一緒にやってしまえ!
という作戦です^^


とはいえ、思ったようにお手伝いをしてくれない日もあるんですよね…。
そこでこの記事では、
- お手伝いを嫌がる子に、気持ちよくお手伝いさせる方法
- お手伝いを通してお金の教育をする方法
を紹介しています!

『お手伝い』と『お金の管理』ができる方法なので、
ぜひ参考になさってくださいね^^
子供が家の手伝いを嫌がるのは仕方ないことだと割り切る
まず大前提に、
『子供が家の手伝いを嫌がるのは仕方ないこと』
と割り切ってしまいましょう!

『仕方ない』と割り切るだけで、イライラが格段に減りますから!
(これは本当に!)
反対に、
- お手伝いをサボる=悪い子
- やるまで許さない
と強制してしまえば、子供にとってお手伝いが嫌なイメージになってしまいます。
大切なのは、無理にお手伝いさせることではなく、
途中で嫌になってもいいから続けること!

だからこそ、言葉がけや条件を見直し、
お手伝いが続けやすくなる工夫をしてみましょう^^
なぜなら、親がどんな態度で接するかで
- お手伝いを継続できる子
- お手伝いが嫌いになる子
への分かれ道が決まるからです!
子供に家のお手伝いを続けさせる5つの方法
お手伝いが継続できる子にするため、我が家で実践しているポイントを紹介します!
家の手伝いをさせる①給料制にする
最初に紹介した通り、我が家では
お手伝いをしたらお小遣いを支払う『給料制』を導入しています。

こう聞くと、『家の手伝いなのに、お金をあげるの?』と思ったかもしれません。
でも、あえて給料をあげることで、
- 『責任感』が生まれる
- 手を抜いたら報酬がもらえない
- お手伝いをしないと欲しいものが買えない
と、子供なりに分かるようになります。
その結果、お手伝いを継続する、りっぱな動機になるんですよ^^

どうしてもお手伝いしてくれないときは、
『給料制』の導入も考えてみてください^^
お手伝いするほどお金が貯まるので、『お金の教育』にもなるし、
素直に手伝ってくれ一石二鳥ですから^^

家の手伝いをさせる②お手伝いの内容を選ばせる
お手伝いを嫌がるときは、『お手伝いの内容』を変えてみるのも1つの手です。
なぜなら『お手伝い』と言っても
- 本人が面倒だと思ってること
- 好きでも嫌いでもないこと
- 本人が好きなこと
の3種類があるからです。
お手伝いを頼むときは、①の面倒なことから→③の本人が好きなことの順番で、頼んでみるといいですよ^^

面倒なお手伝いばかりだと、嫌になってしまいますよね。
逆に楽なお手伝いばかりでは、お金を稼ぐ意味や価値が分かりにくくなってしまいます。

たとえば『布団を敷く』は、うちの娘にとって面倒なお手伝いです。
だから本人に働きかけてもやらないときは、
『お手伝いしてくれないと寝る場所がなくて困るの、だからお願い』
と話したりします。

『あなたのお手伝いで助かっている!』と話すと、
頑張る確率があがるんですよ^^
それでも嫌がるときは、
『掛け布団だけ敷く』
『枕を並べる』
など簡単なお手伝いを提案して、選択肢を与えています。

ただし、簡単な仕事になるときは、お小遣い額は下げています。
自分でどうするか決めることができると、嫌だった気持ちもリセットされて、
気分よくお手伝いを始めることができますよ^^
家の手伝いをさせる③嫌な理由を聞く

それでもお手伝いを嫌がったときは、じっくり話を聞いてみましょう。
いつもやっていたお手伝いができないということは、
- 他に原因がある
- 体調が悪い
のかもしれません。
だからまずは、『そっか…やりたくない日もあるよね』と共感して、
『いつならできるかな?』と聞いて、本人の意志を尊重しましょう^^
『お手伝い』で大切なことは、続けること。
嫌なときは、あってもいいんです^^

だから、無理やりお手伝いをさせる必要はありません!
無理にさせてしまえば、子供にとってお手伝いがどんどん嫌なことになってしまいます。
なので、どうしても『やりたくない…』というときは、
- いつならできそうか、本人に決めてもらう
- 負担になっているなら、お手伝いの数を減らして環境を整える
などして様子をみましょう。
とはいえ『給料制』を導入していると、
お手伝いしなければ、欲しいものが買えなくなります^^
だから嫌な日があったりめんどくさく感じても、なんだかんだで、続けていけますよ^^
家の手伝いをさせる④できてることを褒める
- お手伝いしたがらない
- やる気がない
- 雑に手伝う
- 『あとでやる〜』と、はぐらかす
など、ぜんぜんお手伝いが進まないときもありますよね。
でもここで感情的に怒ってしまうと、子供はお手伝いすることが
- 面倒なこと
- 苦痛なこと
というイメージを抱えてしまいます。

場合によっては、怒られないように、
嘘をつく子になるかもしれません!
そうなれば、子供の頃から
- お手伝い
- お金の教育
を始める意味がなくなってしまいますよね。
親になると、どうしても『自分がやっているレベル』まで子供に求めてしまいます。
でも、それは無理な話^^

だからこそ、まずは『できていること』を褒めてみましょう^^
認めてあげたほうが、やる気がでて、
- お手伝いを続ける
- お手伝いの『質』
もあがっていきますから^^
しかも『給料制』にすることで、子供はお金について学んでいます。
お金は、誰かの役にたった『感謝』の対価として、受け取るもの。
つまり、子供はお手伝いを通して、
- 感謝される喜び
- 誰かのために働くやりがい
- お金の流れ
- お金の価値
を学んでいます。

だからこそ、
『あなたのお手伝いで助かっている!』ときちんと伝えてほしいんです。
そうすれば、
『お金を稼ぐことって、楽しいんだ!』
『お金って大切につかおう!』
という気持ちも芽生えてきますから^^
家の手伝いをさせる⑤ボーナスをあげる
『給料制』を導入しているなら、ボーナスをあげるもの1つの手です。

ただしボーナスを受け取るには、
お手伝いの『質』を上げることが条件です!
例えば、布団を敷くお手伝いを、
『綺麗に敷けたら、ボーナス10円追加します!』
と提案するんです。

すると最初は嫌がっていても、取り組み方が変わってきます。
言葉だけでなく『ボーナス』という目に見えるかたちで評価すると、
- 嬉しい気持ち
- 仕事の『質』を上げることの快感
も、子供の中で記憶されていきます^^

これは、働くときの練習になります!
ただ出勤して給料をもらう人より、
自分なりに工夫をして仕事に取り組める人の方が、
将来稼げる金額に、大きくな『差』が出ます!
しかも『どうすれば丁寧にできるか!』を考えることは、
練習や経験なしに、いきなりできるものではありません。

そう考えると、お手伝いで給料を払う仕組みは
とてもいい練習になりますよね。
お手伝いを嫌がるときは、あえて『質』を求めてボーナスを渡してみましょう!

ただし、適当にやったり完成度が低ければ、お小遣いの額を減らすよ!と最初に約束してから導入してくださいね!
子供が家の手伝いを嫌がる時の対処法まとめ
家の手伝いをしないときは、『給料制』を導入してみましょう^^
お手伝いをしないとお小遣いがもらえない仕組みにすれば、
- 嫌でもお手伝いするようになる
- どうすれば早くできるか
など、どんどん自分で考えるようになります^^
『報酬』をいう分かりやすい評価があると、お手伝いを継続するいい動機づけになります。
さらに『お金は感謝の対価』と、身を持って学べるメリットもあります。
お手伝いをしないときは、『給料制』を導入して、一緒にお金の勉強も始めてみましょう^^

やってみると、かなり効果がありますから^^
なお、『お金の勉強』は絵本の読み聞かせでも勉強できますよ^^

おすすめのお金の絵本を紹介します!

『お小遣いの額は、どれくらい渡す?』と迷ったときは、こちらが参考になりますよ^^

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