ハサミの使い方ってどう教えればいいの?
という疑問に、3歳でハサミをマスターさせた経験からお答えします^^
大人がハサミをつかっていると、子供も『貸して〜!』と興味を持ち始めます。
でも、ハサミを子供に渡すときって
『危なくないかな…』『ケガしないかな…』
とドキドキしますよね。

うちの娘は2歳ごろからハサミに興味をもったため、練習を始めました♪
最初は危なっかしかったですが『ねんど』をつかったり、リズムをとるなど、いろいろ工夫したんです。
すると3歳になった今では、一人で上手に紙を切れるように^^
この記事では、
- ハサミを練習する時期
- おすすめのハサミ
- ハサミの練習方法
について紹介します!
楽しくハサミがつかえるようにわたしが工夫した『6つのコツ』を紹介するので、ぜひ参考になさってくださいね♪
はさみの練習は何歳から?いつから始める?安全に使わせる方法
ハサミの練習は、子供が興味を示してから始めましょう!
ただ平均すると、2〜3歳ごろにハサミの練習する子が多かったです。

幼稚園でつかう前に、家でもハサミに慣れさせようとする家庭が多いようですね!
とはいえ『小さい子にハサミは危険では?』と、心配になりますよね…。
でも言葉が理解できる年齢なら、つかい方や危険をしっかり教えれば、きちんとルールを守ってつかえるようになりますよ^^
わたしの場合は、
『これは紙を切る道具!よく切れるから気をつけてつかってね!』
『振り回したり、人に向けないでね!』
と何度も教えてから、目の前で紙をスパッと切って見せていました。

最初に子供に『ハサミはよく切れるもの!』という意識をもたせることが大切なんです。
子供用のおすすめのはさみと選び方(右利き用と左利き用)
『子供に渡すハサミって、どれでもいいんじゃない?』なんて思いますよね。
だから我が家も最初、100均のハサミをつかわせていたんです。
でも2歳児の手には大きいし、うまくつかうことができなかったんですよね…。

なにより危なっかしい…。
『これは危険だ!』と思ったので、子供用のハサミを探すことに!

でも子供用なら、どれでも良いわけではありませんでした…。
実は子供用のハサミの中には、安全のためか留め具のところが弱く、2つの刃が噛み合わないものもあったんです。
これでは紙を切ろうとしても、はさみの間で紙がグニュっとなって、よく切れませんよね…。
だからこそ子供用のハサミを選ぶときは、
- 刃先がまっすぐ
- しっかり切れる
- 先がカバーされているもの
の3つのポイントで選んであげてほしいんです!
専用ハサミかみきりくん
初めてのハサミなら、『かみくりくん』がおすすめです♪
『かみきりくん』はしっかり切れるけど、刃先がガードされているので安全につかえるハサミです。
しかも手を入れる穴のサイズが同じなので、右利きでも左利きでもつかえるんですよ♪

子供って、まだどっちが利き手か分かりにくいですよね。
利き手が分からないときこそ、『両利き用』を用意してあげると良いですよ♪

うちの子もお箸は左、絵を書くときは右。
まだどっち利きか分からないので『両利き用』を選びました!
なお『かみきりくん』のイラストは、
『くま』と『うさぎ』から選べるので、お気に入りをつかわせてあげると喜びますよ♪
初めてのはさみの練習方法と6つの教え方
ハサミのつかい方を教えるポイントは、
②紙を反対の手でしっかり持つ
③紙を動かして切る
④ねんどを切らせる
⑤リズムをつける
⑥ほめまくる
の6つです♪
はさみの練習①たててつかう
実はうちの子、ハサミを『寝かせた状態』で使おうとしてたんですよね。

とうぜん角度が悪いので、うまく切れません…。
うまく切れない
↓
怒る
を繰り返していたんです(汗)
そのため何度もお手本を見せ、『立ててつかおうね!』と声をかけながら、一緒に手を持って練習しました!
その結果、3日もしないうちに立てて使えるようになりました^^
はさみの練習②紙を反対の手でしっかり持つ
ハサミをつかうときは、反対の手で紙をもたせましょう。

我が子は最初、両手でハサミを持って切ろうとしてたんです…。
でも紙をもってないと、グシャっとなってうまく切れません。
なので、反対の手で紙を押さえるように何度も教えました。
はさみの練習③紙を動かして切る
実はハサミって、ハサミを動かすより、紙を動かした方が切りやすくなるんです。

紙切り芸を見ても、ハサミは動かず紙だけ動いていますよね!
とはいえこの感覚、最初は我が子に伝わりませんできた。
なので、一緒に手をもって何度も練習しました。
紙を動かしながら切れるようになれば、ハサミの技術がグッとアップしますよ♪
はさみの練習④ねんどを切らせる
薄い紙を切ることって、実はかなり難しいんです。
もし何度やってもうまく切れないときや、危なっかしいしときは、ねんどを切らせてみましょう。
実はねんどを切ると、紙より切った感覚がより分かりやすいんです!
ねんどを細い棒状にのばし、ハサミで子供に切らせましょう。
サクッと手応えを感じながら切れるので、子供も喜んで切ってくれますよ♪

最初は子供の手をもって、一緒に何度か切ってあげましょう^^
慣れたり1人でやりたいと言ったら、自分で切らせてみましょう。
ねんどもカラフルなものをつかうと、楽しんで切ってくれますよ♪

ただねんどを切ったあとは、ハサミをよく洗って水分を拭き取ってくださいね!
ねんどがうまく切れるようになったら、紙で練習しましょう。
紙はなんでもいいのですが、できれば薄いものより厚みのある方が切りやすいですよ。
カレンダーや画用紙ように、しっかりした紙を用意してあげましょう♪
はさみの練習⑤リズムをつける
ハサミをつかうとき、リズムをつけてあげると良かったです♪

子供って、音をつけてあげるとその動作が上手にできるようになるんです♪
たとえば『うずまき』を書くときも『グルグルグル〜♪』と声を出しながら書くと、うまく書けますよね!
だからハサミも、音でリズムをつけながら切らせてみましょう!

わたしは『パー・チョキ』と言いながら切らせていましたよ♪
- 『パー』ではさみを開く
- そして『チョキ』で切る
ようにリズムをとるんです^^
すると『パーチョキ・パーチョキ♪』と、リズムよく切れるようになってきましたよ♪
はさみの練習⑥できたら褒めまくる
紙をじょうずに切れたら、
『できたね!』
『上手!』
とたくさんほめました。
ほめまくると気分も上がって、何十分も集中して切るようになりました♪
はさみで頭を使う遊びに挑戦!
ハサミに慣れてきたら、もう少し難しい形や頭をつかう遊びを取り入れていきましょう♪
曲線を切る
まっすぐ切ることに慣れてきたら、曲線が切れるように練習してみましょう。
『円』を紙に書いてあげて、その線を切っていきます。

『うずまき』を切るのもおすすめです♪
ちなみに『うずまき』は、線と線の間を大きくとって太い線で書いてあげましょう。

切り終わった紙を『ヘビができた〜!』と見せると、『キャーキャー』言いながら喜んでくれますよ(笑)
『うずまき』や『円』が切れるようになれば、ハサミのつかい方もかなり上手になっています♪
なお、『円』や『うずまき』を切るときも、ハサミではなく紙の方を動かすように教えてあげましょう^^

紙のほうを動かさないと、切り口が汚くなってしまいますから。
切ったものを比べてみる
子供が切った紙を並べて、
『どれが1番長いかな?』
『どれが大きいかな?』
と聞いてみると、比較ができるようになります。

自分で切った紙なので興味深々です♪
また切った『丸』を半分に切る。
4つに切って、また丸にあわせるなどの遊びもおすすめです^^
複雑な形に挑戦する
丸が切れるようになったら、三角も切ってみましょう。
自分で描いた三角形を切れば、『3つの角だから三角形だ』と自然に形が分かってきます!

ほかには、ドリルをつかうのもおすすめです♪
はじめてのはさみ
『はじめてのはさみ』なら、まっすぐな線は野菜たち、ぐるぐるの線はかたつむりと、イラストに合わせて切っていけます。
できたあとはシールを貼れるので、楽しくハサミ遊びができますよ♪
はじめてのきりえ
切ったものを貼って工作するのも楽しいです♪
『はじめてのきりえ』は、自分で切った動物の顔をのりで張り合わせるなど、工作できるドリルです。
張り合わせると、いろんな顔になるため、楽しく工作できる1冊になっていますよ♪
はさみの練習は何歳から?使い方・教え方まとめ
ハサミは子供が興味を持ったら持たせてみましょう!
最初はヒヤヒヤしますが、
- 子供用のハサミをつかう
- きちんとつかい方を教える
ことで、少しずつうまくなっていきますから♪

気づけば、紙吹雪のような作品がたくさんできますけどね…(汗)
もし紙が切りにくいときは、ねんどで『切る感覚』をつかんでから、紙に挑戦させてみてくださいね!
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